こんにちは、すみれです。
今日は節約の要となる住居費部分、更新料の節約について。
2年住んで、さらに契約更新するんだからむしろ家賃を下げてほしいと思った人もいるはず…
以前、私は一般的な賃貸のおうちに住んでいました。
しかし、2年に1度の"更新料"がつらい!
私が一人暮らしをしていた時の家は家賃更新料2ヶ月分。
つまり、更新月には3ヶ月分の家賃を払っていました。
更新料のタイミングで家を引っ越したり、買ったりする人が多いくらい。
現在、我が家はUR賃貸に住んだことで、更新料を払わなくてよくなり2年後に怯えずに暮らしています。
更新料を払いたくないと思っているあなた。
国が運営しているUR賃貸で更新料に悩まされずに住みませんか?
これから実際にUR賃貸に住んで感じたメリット・デメリットを伝えます。
本当に住んでみて良かったので勝手に紹介します。
目次
UR賃貸住宅とは
UR賃貸住宅とは、「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」が管理する賃貸住宅。
一般的には「UR都市機構」といわれ、国土交通省所が管轄元の公共住宅で国が運営しています。
- 礼金、仲介手数料なし
- 更新料なし
- 保障人、保証料なし
URの賃貸住宅は、費用をぐっと抑えて家を借り続けることができます。
※正確には分譲もありますが今回は賃貸の場合でお話しします。
浮いた更新料を自分や子どものために使える
我が家はURの賃貸住宅に住んで2戸目。
URの家に住むことで2年に1度の更新料がなくなりその分が浮きます。
更新料が浮いた分は、
・貯金
・株式投資
・家族のレジャー費
…として活用しています。
仮に家賃が15万円、更新料が2か月分だと更新月は45万円の支払いに。
これが2年に1度だと思うとなかなかの金額。
更新費でドラム式洗濯乾燥機などの便利家電が買えちゃう!
その他、更新費の分を生活費や子どもの習い事(教育費)に使うことができています。
教育といえば、こどもチャレンジは子どもの発達にそった知育教材。
毎月郵送で届くし、親も負担なく子供の知育に取り組めます。
長女は0歳~年長6歳の今もこどもチャレンジを続けています。
毎月届くのを楽しみにしているくらい。
こどもチャレンジのおかげで親の負担なく、ひらがな、カタカナ、数字はマスターしました。
住んで分かったメリット
さて、実際にUR賃貸住宅に住んでよかったメリットを具体的にお伝えします。
1.キレイな家に住めて気持ちがいい
第1に家がキレイ!
賃貸住宅により変わりますが、私が住んでいる物件は壁紙、水回りなど入居前にすべてリフォーム済み。
なので、新しいキレイなお部屋に住むことができます。
近くに似たような間取りの物件があったのですが断然URの方がリフォームされていてキレイでした。
その他にも、物件によってはIKEAや無印良品のコラボなどがあり、おしゃれでキレイなお部屋もあります。
ーIKEAとのコラボ住宅
2.初期費用・更新料を自分のために使える
2つ目のメリットはやっぱり礼金、仲介手数料、更新料がかからないこと。
以前、URと一般的な賃貸で同じような賃料の物件で初期費用を出してもらったことが。
すると一般的な賃貸のお家だと初期費用が100万近くかかる試算になり、出せないとなり結局URに決めました。
引っ越し貧乏になりたくないですからね。
URは保証人もいらないので、自分で契約ができるのも魅力です。
3.敷地内で子どもを自由に遊ばせられる
3つ目のメリットは、敷地内の遊具や広場で親も子ものびのびと遊べるということ。
URの管理する物件は、
・いろいろな遊具があるプレイロット
・元気に走り回れる広場
・緑あふれる公園
…など、子どもが伸び伸びと遊べる場所があるところも多くあります。
※参照:公園遊びを知り尽くしたパークマイスターがおすすめ!子どもの運動神経を伸ばす団地の遊具
我が家が住むUR住宅も広場があり、家の目の前にはブランコや砂場があります。
敷地内も広いおかげで子どもを遊ばせるのに便利ですし、自転車の練習を広々とさせることができます。
4.子育て世帯も多く友達もできる
UR住宅は高齢の方が多いというイメージもあるようですが、私の住む場所は乳幼児を育てている人も多くいます。
なので第4のメリットとして広場で遊んでいると自然と友達ができる。
我が家はたまたま隣の家や同じ棟に年齢差が同じような兄弟がいて、2家族と家族ぐるみで仲良し。
土日は特に声をかけなくても誰かがいて一緒に遊べます。
仲良しの子意外にも顔見知りやお友達も基本的にいるので外にいれば誰かと一緒に遊んで過ごせます。
―一時預かりも 京都府八幡市の男山団地
また、場所によっては、
・子育てサロン
・一時預かり
・保育園、幼稚園
・学童保育
・小児科や病院
・スーパー
…が敷地内にあるところもあり、子育てしやすい環境が整っています。
参照:UR子育てしやすい周辺環境
その他にも、敷地内でよく会うおじいさん、おばあさんと顔なじみになったり。
普通のマンションだと人との関わりは少なくなりがちですが、URだとみんなで子育てをしている感覚になれます。
5.新婚さん、子育て世帯は割引制度あり
状況によって利用できるものは変わりますが、お得な家賃の割引制度があります。
- 新婚さん・子育て割…最大9年間家賃20%減額
- そのママ割…定期借家契約で3年間家賃が割り引き
- U35割…35歳以下であれば定期借家契約で3年間家賃が割り引き
その他にも我が家は「近居割」という最大5年間家賃が5%引きになるものを利用しています。
しかもこの近居割は以前住んでいたUR物件からまたURに引っ越したことで、さらに5年間が更新して利用できることになりました。
割引制度についてはこちらを参考にしてみてくださいね。
6.毎日の掃除で敷地内がキレイ
お掃除の方が日曜意外は毎日お掃除をしてくれて敷地内がとても綺麗。
子供の遊び場の砂場も砂の中に異物がないか確認してくれるし、廊下の手すりも毎日拭いてくれています。
しかもいつも積極的に挨拶をしてくれてとても気持ちよく住めています。
朝8時と午後3時ごろに登下校する児童に「いってらっしゃい」「おかえりなさい」等の声をかける「83運動」を行うところも。
※一部行っていない住宅もあり。
住んで分かった意外なデメリット
良いことばかり紹介しましたが、やはりデメリットも。
1.入居時のハードルが少し高めと言われている
URの住宅に住むには以下の5つの条件を満たす必要があります。
- 1.申込者本人の平均月収額が基準月収額以上ある方
- 2.日本国籍の方、またはURが定める資格を持つ外国籍の方で、継続して自ら居住するための住宅を必要とする方
- 3.単身者もしくは現に同居し、または同居しようとする親族のある方
- 4.申込者本人を含めた同居世帯全員が、URが定める入居開始可能日から1か月以内に入居でき、物件内で円満な共同生活を営むことができる方
- 5.申込者本人を含めた同居世帯全員が暴力団員などではない方
詳しくはこちらに記載してあります。
また、収入に関しても以下のように決まりが。
世帯でお申込みの場合 | |
---|---|
家賃額 | 基準月収額 |
82,500円未満 | 家賃額の4倍 ※家賃額6万円の住戸の基準月収額は家賃額の4倍の24万円。 |
82,500円以上 20万円未満 | 33万円(固定額) |
20万円以上 | 40万円(固定額) |
ただし、収入が条件に満たなくても特例で、
・一定期間の家賃および共益費を一時前払い(正確には1年から)
・申込者本人の貯蓄額が、基準貯蓄額(月額家賃の100倍)以上ある
…などあるので条件に入る人の枠は広がります。
また正社員でなくても、パート、アルバイトなどでも上記の収入があれば契約して借りることができます。
国が管理するものなので変にもめないよう、一定以上の収入や、変な人を入れないように工夫しているようです。
そのため住んでいる人も変な人はいないように見えます。
2.人気の物件はすぐに枠が埋まる
人気エリアのものは空きが出てもすぐに埋まります。
- 駅チカ物件
- リノベーション物件
- MUJI(無印良品)やIKEAとコラボしている物件
気になる物件があれば、すぐにURに連絡をして内見を希望してくださいね。
また、URの営業所にこんな条件の物件が出れば連絡してくださいと予約もできます。
実際に我が家がURに入居したのは営業所でこんな家を探している、と希望を出しました。
希望を出して数か月してから条件の物件があると電話連絡があり、内見で決めました。
希望の条件の物件が出れば連絡をもらえるので一度営業所に行ってみても良いです。
ただ、URのスタッフの方に聞いたのですが、営業所からの連絡よりも自分でURのサイトを見たほうが空き情報が早いとのこと。
気になる物件があればこまめにチェックしてみてくださいね。
3.階下が高齢者だともめるかも
基本的にはURに暮らしている皆さん良い方が多く、挨拶やすれ違えば「子どもはかわいいですね」と言ってくれるくらい。
同じマンションに住む乳幼児ママに聞いても苦情が来たという人はいないのですが、我が家には苦情が。
苦情が来たのは、階下がおじいちゃんとおばあちゃんのお宅。
きちんと引っ越しの時に挨拶に伺い、防音のコルクマットも部屋全体に敷き詰めていたのですがうるさいと苦情が。
家の中で走ることは禁止していたのですが、1~2歳児がベタベタと歩く音が気になる様子でピンポンや天井をドンドンしてきました。
大体苦情は昼の12時と夜19時頃で忙しい時間帯。
苦情に対応するのも疲れたので同じ敷地内の1階に引っ越ししました。
夕方、積み木で遊ぶ音もうるさいと苦情が来るし、自治会長さんに聞くと変わった夫婦だったようで何かあってからでは怖かったので引っ越し。
※URに住んでいて変な人に当たったのは苦情を言ってきたこの夫婦のみ。
他のママさん、パパさんに聞いても苦情が来たと言っているところはないので我が家が特別だったよう。
解決策として1階に住むか、2階の下に住戸がないタイプに住めば問題ありません。
しかも1階に住むことで外に気軽に出ることができ、子どもとサクッと外遊びができるので気持ちが楽になりました。
我が家は玄関を出るとすぐに遊具があるので、親も気軽に遊べて助かっています。
4.URと聞くと古い団地というイメージを持たれる
私も住むまで知らなかったのですが、URと聞くと低所得者や古臭い団地に住んでいると世間では思う人もいるようです。
というかむしろURは入居条件が厳しくて低所得者だと入居できません。
これらのマイナスなイメージはネット情報で知りました。
幼稚園や保育園の友人など、身近な人からは偏見を持って言われたことはないです。
変なことを言う人は住んだことがない人なので、気にしなくて良いでしょう。
実際に住んでみて、
・住民の質は良い(気持ちよく挨拶してくれる)
・共有箇所はいつも掃除されていて綺麗(ゴミステーションも毎日掃除されてて綺麗)
・家の中もリフォーム済みで綺麗
・敷地内にコンビニや郵便局など便利な施設がある
…など我が家はいいことづくしです。
まとめ
さて、実際にUR賃貸住宅に住んでいて感じたメリット・デメリットを紹介してきましたがいかがでしたか。
今まで賃貸で家を借りるとしたら街の不動産屋さんで借りるという方法しか知らなかったあなた。
もっと早くから知っておけば!今までの更新料がもったいない!
UR賃貸住宅は、さまざまな世代の人に向いているなぁと住んでみて思います。
- 子育て世帯
- 馴染みない土地なので様子を知りたい人
- 家を購入する前にお金をためたい人
- 転勤が多い家族
- お年寄り(コミュニティがある)
ちなみに、お得といえばURの家賃支払いでもPontaがたまります。
さらに子どもの誕生月には毎年1,000Pを12歳になるまで追加でくれたり。
家賃の支払いで沢山のPontaポイントもゲットできます。
…と、Pontaポイントは余談でしたが、この記事が、更新料の高さにショックを受けているあなたへのヒントになれば幸いです。
では、また。